ウクライナ侵攻から間もなく2年 宮城・石巻市の避難民らが家庭料理教える

ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく2年です。仙台市青葉区で、避難民らによる料理教室が開かれ、ウクライナの家庭料理を味わいました。

この料理教室は、ウクライナの文化に触れ国際理解を深めてもらおうと開かれたもので、親子連れなど約20人が参加しました。

2022年4月から石巻市に避難しているホンチャロヴァ・イリナさんらが講師として招かれ、ウクライナのパンケーキ「オラドゥキー」やひき肉や玉ねぎをクレープ生地で包んだ「ムリンツィ」などを作って味わいました。

参加した子ども「おいしい」

参加した人「おいしいものは世界共通でうれしくなって、みんなにこにこになるっていうのは同じだなっていう気がします」

イリナさん「国と国同士が仲良くなるには、何かを一緒にやって文化に興味を持ち、距離を近付けることが大事です」

また、会場では、イリナさんの息子のヴィタリイさんが、訪れた人にウクライナの伝統料理「ボルシチ」を振る舞いました。

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