“MOYES OUT” 解任を求める声にモイーズ監督が反論「すべての人を喜ばせることはできない」

写真:ウェストハムを率いるモイーズ監督

ウェストハムのサポーターがノッティンガム・フォレスト戦で敗れたことを受けてデイヴィッド・モイーズ監督の解任を求める声を上げた。

現地時間2月17日にウェストハムはアウェーでノッティンガム・フォレストとの一戦に臨んだ。前後半それぞれアディショナルタイムに失点したウェストハムは、0-2と敗戦を喫した。

現在の8位のウェストハムは2024年に入って以来、勝利から見放されており、現在は3連敗中と苦しい戦いが続いている。ノッティンガム・フォレスト戦の後半には、サポーターがモイーズ監督に対して解雇を求めるチャントを歌い、「MOYES OUT」と書かれた横断幕を掲げた。2023年の12月中旬には、モイーズ監督の契約延長報道も出ていたが、現在はプレッシャーにさらされている。

モイーズ監督は試合後に「すべての人を喜ばせることはできないと思う」と語り、以下のように続けた。

「もしかしたらサポーターは違うものを望んでおり、彼らをより興奮させる監督を求めているかもしれない。ここ5、6週間はいい結果が出ていないので、チームとしても監督としても傷ついている」

「今シーズン、我々はトッテナム、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドを破り、いい時期があったことを忘れてはいけない」

イギリスメディア『Football Insider』によると、アーセナルに0-6と大敗したことを受けて、今シーズン限りで契約の切れるモイーズ監督の契約延長の可能性は低くなったという。ウェストハムのスポーツディレクターを務めるティム・シュタイテン氏は、後任候補のリサーチを開始したと伝えられている。

ウェストハムは今後、ブレントフォード、エヴァートン、バーンリーと下位チームとの戦いが続く。ここで再浮上のきっかけを掴みたいところだ。

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