タイのタクシン元首相、仮釈放 未明に警察病院出る

Panarat Thepgumpanat Panu Wongcha-um

[バンコク 18日 ロイター] - タイのタクシン元首相が仮釈放され、18日未明に入院していた首都バンコクの警察病院を車で後にした。

タクシン氏は昨年8月、15年間の海外逃亡生活を経て帰国。首相在任中の権力乱用の罪などで合わせて禁錮8年の刑期を言い渡されたが、国王の恩赦で1年に減刑された。収監初日の夜に胸苦しさや高血圧を訴えたことから警察病院に移送され、刑務所で夜を過ごすことは一度もなかった。

セター首相は13日、タクシン氏の仮釈放が認められたことを明らかにした。18日は刑期が始まって6カ月に当たる。

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