津波被害の保安林再生に向けて 子ども達が植樹体験/千葉県旭市

津波被害の保安林再生に向けて 子ども達が植樹体験/千葉県旭市

 東日本大震災の津波などで枯れてしまった海岸の保安林を再生させようと、2月18日に千葉県旭市で植樹会が行なわれました。

 植樹会は旭市井戸野の市の海岸保安林で行われました。

 今回の植樹会には市内の川向浜子供会、仁玉岡子供会の子ども達も参加しました。

 参加者は約640平方メートルの敷地にクロマツ160本を植えていきました。

 旭市の海岸保安林は合わせて86ヘクタールありますが、2011年の東日本大震災に伴う津波でほぼ全域が被害を受けたとみられます。

 海岸保安林は潮の害や飛び砂の防備、防風など重要な役割を持っているほか、津波が来た場合被害を軽減する役割もあるといいます。

 この重要性から、これまで植栽を進めてきました。

 今回参加した子どもたちは、植樹活動を通してみどりづくりの大切さを実感しているようでした。

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