パチンコホールを中心に、総合エンターテイメント事業を展開するマルハンの北日本カンパニー（東京都千代田区）が、２０２４年春に宮城県仙台市を本拠地とする「マルハン北日本カンパニー硬式野球部」を発足し、都市対抗野球、社会人野球日本選手権出場を目指し、２０２５年より公式戦に参戦すると発表した。
初代監督には元ヤクルト投手、楽天２軍投手コーチだった館山昌平氏（４２）が就任した。硬式野球部発足に合わせ、仙台市にクラブハウス、室内練習場などの新施設建設を検討。第１回の大規模選手セレクションも開催される。
関係者によると、マルハンが実業団チームを持つのは初めてだという。マルハン北日本カンパニーは、野球部の選手を本拠地近くのマルハン店舗の契約社員として雇用。選手引退後は、正社員登用のシステムを用意する。
館山氏は「アマチュア野球界で指導することも、監督をすることも私にとって初めてのことです。育てていただいた日本野球界、その未来を思い、本気で誠実に取り組んでまいります」とコメント。２７年度の都市対抗、日本選手権でのベスト４入り、２９年度の優勝を目標に掲げた。
マルハン北日本カンパニーは、北海道と東北地区、中部・北陸地区のマルハン店舗を管轄する。
（よろず～ニュース・杉田 康人）
