「最悪の評価」内紛で批判を浴びる韓国代表イ・ガンイン、パリSG復帰初戦で現地酷評。まさかの“4点”に母国メディア「卓球事件の余波」

現地2月17日に開催されたリーグ・アンの第22節で、パリ・サンジェルマンがナントと敵地で対戦。2-0で勝利を収めた。

この試合がアジアカップから帰還後の復帰戦となったのが、韓国代表のイ・ガンインだ。22歳のMFは、母国を揺るがしたカタールでの“卓球事件”の当事者として、厳しい批判の声に晒されている。

韓国代表が0-2でまさかの完敗を喫したアジアカップ準決勝ヨルダン戦の前日、食事時間中に卓球をして騒いだイ・ガンインら若手グループはそれを注意した主将のソン・フンミンらと衝突。イ・ガンインがキャプテンに拳を出し、両者を引き離す中で、ソン・フンミンが指を脱臼したと報じられた。

イ・ガンインはこの一件がすっぱ抜かれたその日に、SNSで騒動を謝罪。翌日にはソン・フンミンにパンチを繰り出した点は事実と異なるという声明を代理人が発表したが、内紛の引き起こした張本人として非難されている。

【PHOTO】華やかコスチュームでアジアカップを彩った韓国女子サポーターを特集!
そんな状態では、好パフォーマンスを発揮できないのも当然か。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は「卓球事件の余波。現地で最低評価」と綴っている。

「卓球事件の核心人物として批判を受けているイ・ガンインが現地メディアから最悪の評価を受けた。右ウイングで先発出場したイ・ガンインはキーパス2回、クロス9回などを記録するも、ウスマンヌ・デンベレと交代で61分に下がった」

同メディアは「現地評価は良くなかった。『Get French Football』はイ・ガンインに対してチーム内で2番目に低い評価である4点を与え、アジアカップから帰ってきた彼に右ウイングは相応しくなかった。結局、デンベレと交代させられたとした」と伝えた。

心身ともに本来の姿に戻るのは、まだ時間がかかるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社