城の史料提供に最高1000万円の懸賞金も 市が可能性を模索する盛岡城の復元について考えるシンポジウムに市民など約150人

盛岡城の復元について考えるシンポジウムが18日、盛岡市で開かれました。

市が開いたシンポジウムの会場には市民を中心に約150人が集まりました。現在は公園として整備されている盛岡城跡について、市はその価値を次世代に引き継ぎ地域の魅力向上につなげようと、城の復元の可能性を模索しています。シンポジウムでは、江戸時代の城郭を研究する神山仁さんが城としての機能を取り戻すための明治に造られた石段の撤去など、具体的な復元方法について提言しました。盛岡城に関する史料は少なく、市は最高で1000万円の懸賞金を用意し、来月31日まで史料の提供を呼び掛けています。

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