2024年2月16日、韓国・YTNは「トヨタ自動車の時価総額が7年半ぶりにサムスン電子を超えた」と伝えた。
記事は日本経済新聞の報道を引用。「15日の東京株式市場でトヨタは終値が前日比0．1％安の3382円、韓国市場でサムスン電子の終値は1．35％安の7万3000ウォン（約8228円）で取引を終えた。時価総額はトヨタが55兆1772億円（約490兆ウォン）で、サムスン電子（436兆ウォン）より約54兆ウォン上回った」と詳しく報じた。トヨタは今月6日、日本企業で初めて時価総額50兆円を突破し、連日、時価総額記録を更新している。サムスン電子を上回ることができた理由には円安に後押しされた業績改善が挙げられるとしている。
両社の時価総額は2021年に一時、2倍以上の差が開いた。今回、トヨタがサムスンを抜いたのは約7年半ぶりだという。トヨタはサムスンを超えアジア企業2位となった。1位は台湾積体電路製造（TSMC）。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「親日の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が頑張ったんだね。おめでとう、愛国者だな」「ニッポン営業社員尹錫悦の功績が一番大きい」「沈まない太陽・サムスン電子を引きずり下ろすとは、本当にすごい男だ。国を一つ滅ぼすまでに2年もかかっていない」「大統領がまぬけなせいだ」「サムスンを崩壊させようとしていた文在寅（ムン・ジェイン前大統領）、成功したね」「文在寅とその一味がサムスン潰しをした結果だ」など、政権批判の声が殺到している。
その他、「企業のトップを検察に呼んだり法廷に立たせたり。それでビジネスがうまくいくとでも？国の横暴の報いだ」「もうサムスンに手を出すな」などのコメントが上がっている。（翻訳・編集/麻江）
