震災の津波で流失した神社が13年ぶりに再建 伝統の田植踊を奉納 福島

浪江町請戸地区では18日、津波被害を受けた神社が13年ぶり再建され、伝統の田植踊が奉納されました。

再建されたのは、浪江町請戸地区のくさ野神社で、18日は安波祭が開かれ、伝統芸能の田植踊が13年ぶりに奉納されました。

地域の拠り所として親しまれた神社は、震災の津波で社殿が流され、避難指示解除後は、神社の跡地で祭りを行ってきました。

18日は、真新しい社殿を前に早乙女姿の女性たちが豊漁などを祈り踊りを捧げました。

田植踊を指導する佐々木繁子さん「くさの神社が再建するのをずっと願っていた。念願が叶って今日が迎えられた喜びで、大変うれしい」

このあと踊り手たちは町内を周って踊りを披露しました。
※「くさ」は草冠に召

© 株式会社テレビユー福島