去年の交通事故による死者 過去2番目の少なさ

2023年に県内で起きた交通事故で亡くなった人の数は26人で、過去2番目に少なかったことがわかりました。

警察によりますと、去年県内で発生した交通事故のうち死者やけが人が出たのは、前の年より2件少ない2,601件でした。

このうち亡くなった人は前の年より3人少ない26人で、統計が残る1947年以降、2番目に少なくなりました。

ただ、年齢別にみると、65歳以上の高齢者が前の年より4人増え18人亡くなっており、全体の約7割を占めています。また、死者全体のうち10人が歩行中、8人が自動車の運転中となっています。

警察では「増加する高齢者の事故を防ぐため、歩くときは反射材や明るい色の服を身につけてほしい。また、運転免許の自主返納も呼びかけていきたい」としています。

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