「球界最高のショーだ」大谷翔平、山本由伸を擁するドジャースの“異様なフィーバーぶり”に米紙も驚愕!「さらに裕福になるはずだ」

「スター選手がずらりと居並ぶ(ロサンゼルス・)ドジャースは、すでに野球界最高のショーだ」

現地2月17日、米紙『Washington Post』は、上記のタイトルで記事を掲載。ドジャースの選手が現在、米アリゾナ州グレンデールの球団施設でスプリングトレーニングを行なっているが、そのキャンプ地に連日、大勢のファンやメディアが押し寄せており、開幕前の異様な盛り上がりに同メディアも驚きを隠せないようだ。

すでにムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンら大物選手が所属していたドジャースだが、それに加えて今オフは大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスなど、フリーエージェント(FA)の目玉を次々と獲得。また今月に入ってからは、通算210勝を誇る先発左腕クレイトン・カーショウの残留も決まった。

そんなチーム状況を踏まえて同紙は、「これほどスター選手の力が集まるチームは他にないし、特にスプリングトレーニングの早い段階でこのような状況は見たことがない」と記述。「オオタニ、ヤマモトを獲得する前から最もスター選手が揃うチームだったが、今や球界最大のショーだ」と強調し、その後も次のように続けている。
「昨季のレギュラーシーズンでドジャースタジアムに集まったリーグトップの約380万人、1試合平均で約4万7000人以上という数字をさらに上回るかもしれない。日米の広告主は、毎晩何百万人もの人々が目にするドジャースタジアムの壁にスペースを求めるだろう。球界で最も裕福なチームは、どう考えてもさらに裕福になるはずだ」

ただ、今オフに超大型補強を敢行したドジャースには、一部の他球団ファンから厳しい視線が注がれ、球団間の格差を問題視する声も少なくない。こうした中で4年ぶりの世界一を目指す今季は、はたしてどんなシーズンとなるだろうか。彼らの戦いぶりから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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