価値観や考え方は人それぞれと分かっていても、あまりにも突拍子のないことを言われたり非常識な要求をされるとさすがに困ってしまいますよね。今回は、子育て中に出会った【ありえないママ友】のエピソードを友人が聞かせてくれました!
某企業でパートしていることをボスママに知られ……
友人のA子は子育てをしながら、週に3日ほど某企業で事務職のパートをしています。
その企業は地元の人なら誰でも知っているような有名なところなので、パートとはいえ働いていることを大っぴらに言うと周囲のママたちの反感を招くのではと思い、A子は極力周囲には内緒にしていました。
ところがある日、ひょんなことからボスママ的な存在のB美に知られてしまいます。
「私も働きたいんだけど♡」と言われるが?
B美は「すごーい! どうやって入ったの?」と興味津々。
A子は当たり障りなく受け答えしていましたが、そのうち会話が不穏な方向に……。
A子を羨んだB美が「うちも下の子が小学生になったし、そろそろ働きたいんだよね~。A子ちゃんの職場って条件よさそうだし、紹介してくれない?」と言ってきたのです。
同じ職場にママ友がいては働きにくいし、そもそもA子に人を紹介する権限もありません。
そこで、「今は人も足りてるし、募集してないみたい」と断りました。
非常識すぎる要求にドン引き……!
それに対して、B美の反応はありえないものでした。
「A子ちゃんが辞めたら、その枠に私が入れてもらえるんじゃない? 自分を成長させるためにも、A子ちゃんはそろそろ別のところで働いてみたらどう?」
なんと、自分がその企業で働きたいがために、A子にパートを辞めるように言ってきたのです!
スカッと返り討ちに!
さすがに腹が立ったA子は、
「そういえばうちの会社、パートでも年齢制限と最終学歴の指定があるけど、たぶんB美さんの年齢だとオーバーしてるんじゃないかな? あと、確かB美さんって短大卒だったよね? うちでパートするならせめて四大卒じゃないと……」
と、口調は控えめに、しかしグサッと痛いところを突いてやりました。
B美はさすがに何も言い返せず。
それ以来、A子の仕事について何か言ってくることは一切なくなったそうです。
まとめ
少し気の毒な気もしますが、働いている人の座をむちゃくちゃな方法で奪おうとするなんて、許せませんよね。年齢や学歴のことを言うのは気が引けましたが、そのおかげで仕事のことをB美から聞かれることは一切なくなったのでよかったです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの