日本女子が南アフリカを圧倒! 早田ひな、平野美宇、木原美悠を擁し無傷の3連勝で1次リーグ首位通過に王手!【世界卓球】

日本女子が盤石の試合運びで無傷の3連勝を飾った。

現地2月18日、韓国・釜山で開催されている卓球の世界選手権団体戦は第3戦が行なわれ、女子の日本代表(世界ランク2位)が南アフリカ代表(同30位)と激突。木原美悠、平野美宇、早田ひなのオーダーで臨んだ日本が3-0のストレート勝ちを収め、開幕3連勝。明日、グループステージ首位通過を懸けてブラジルと対戦する。

序盤から日本ペースだった。日本は今大会、初出場の木原がトップバッターを務める。去年の世界卓球ダブルスで銅メダルを獲得した19歳はサウスポーのパテルと対峙。多彩なサーブを使いわけ、第1ゲームは11-0、第2ゲームも相手に3ポイントしか与えない圧倒的な強さ見せる(11-3)。第3ゲームは相手にポイントを取られるも、最後はバックハンドでゲームセット(11-6)。初出場とは思えない堂々とした内容で、日本がまず先勝した。

2番手はパリ五輪代表の平野。前日のイラン戦はあわや敗北寸前の大苦戦を強いられたが、この日は本来の強さを発揮。緩急をつけるラッシュで相手を翻弄。なんと20連続ポイントを奪取し、ほぼ相手に何もさせず。第3ゲームも7連続ポイントを奪い、最後は強烈なバックハンドで完勝。11-0、11-1、11-1のストレート勝ちで3勝目にリーチ。勢いをつけて早田にバトンを渡した。

全日本女王の早田も序盤から相手を圧倒。第1ゲームを11-1で奪うと、第2ゲームも持ち味であるパワフルなプレー、変化をつけたサーブなど相手を翻弄11-2で制すと、第3ゲームもあっとう間にマッチポイント。11-1でストレート勝ち。日本はひとりもゲームを落とさず、圧巻の強さで試合を終えた。

構成●THE DIGEST編集部

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