【映画】笑いあり!涙あり♪『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』

こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!今回は2024年3月29日(金)よりT・ジョイ博多ほかにて全国順次限定公開となる(配給: 松竹)『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』の試写を観させていただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

”ピアノもの”と聞いて、大学でピアノ専攻だった私は、テンションマックスで試写室に向かいました♪

ストーリー

強引な親に風変わりな教師、何時間にもおよぶ反復練習、舞台恐怖症、ライバルや試験の重圧、そして偉大なピアニストになるという夢があるので、ピアノ漬けの日々を送るなか、テッドとリチャードは“ピアノオタク”になっていく。成長するにつれ、2人はスターにはなれないのではないかと、身の程を思い知らされることに。とはいえ、2人がこの界隈で1、2を争うピアニストかもしれないこと自体、祝福する価値あり!

(松竹ブロードウェイシネマ 公式サイトより)

音楽ドラマ・エンターテインメント!

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』は、ニューヨークのオフ・ブロードウェイでも大絶賛され、

全世界200都市200万人が熱狂した、音楽ドラマ・エンターテインメント!これまでにカナ

ダをはじめ、世界各国で異なるキャストによる様々な版が制作・上演されており、初演時から現在までにカナダ、米国、英国、日本、オーストラリア、香港、南アフリカ、オーストリア、

フィンランドはじめ世界各地にある200もの劇場で4000回以上にわたって上演。世界5大陸で200万人近くの観客を動員し、史上最も成功したカナダ発の演劇作品のひとつと言われています。

ストーリーを読むと、ちょっとシリアスな感じもするのですが、そんなエッセンスも丸ごとひっくるめて、見事なエンターテインメントな作品に仕上がっています!

笑いも涙も♪

ピアノを習ったことのある方なら、「それ分かる~。」と同感することの連続。そして音大を目指したことのある方なら、「懐かしい~。苦しさ思い出した~。耳が痛い・・・」と”あの時”を思い出すこと間違いなし!私は思わず、矢継ぎ早に出される楽典の問題に、久々に頭フル回転で必死に答えていました(笑)。英語ならではの楽典のジョークもあり、これ日本で使ったらウケる♪とほくそ笑んだり。

そんなピアノのレッスンに付き物のユーモラスなあれこれはもちろん、いずれ来る夢を手放す瞬間の喪失感も描いています。最後の最後まで泣ける場面に油断のできない2時間でした。

福岡ではここだけ!

ちらっと見える観客の様子、英語で交わされる舞台と観客席の一体感を、大きなスクリーンで見ていたら、ニューヨークに行った気分になってきました♪現代の舞台の本場はやはりアメリカ・ニューヨークのブロードウェイですものね。

この映画の配給は「松竹ブロードウェイシネマ」といって、そう簡単にニューヨークへ足を運ぶ事はなかなか難しいから、お手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館でお楽しみ頂きたい―そんなコンセプトから誕生したものなのです。松竹は映画や歌舞伎・演劇、その他沢山のエンターテイメントを扱っている、言ってみれば「総合芸術」な会社。今回も松竹が“映画館”から、本場の演劇を今回届けてくれます。

そしてなんと『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』福岡では、「T・ジョイ博多」のみの1週間限定上映です! ピアニストを目指す者たちが奏でる奇跡のリズムにワクワクしながら、笑って泣いて、頷いて(笑)・・・鍵盤!楽器はマジックです!人生の弾き方も見せてくれる『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』を是非劇場でご覧ください。

ピアノ 2 Pianos 4 Hands」

・企画/主演/演出(監督):テッド・ダイクストラ リチャード・グリーンブラッド

・日本語字幕スーパー版

・配給:松竹 ©BroadwayHD/松竹 ⒸRick O‘Brien Ⓒ2 Pianos 4 Hands

『ピアノ 2 Pianos 4 Hands』予告編 (youtube.com)

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