現職13人、新人3人当選 トップは平氏 金ケ崎町議選

 任期満了に伴う金ケ崎町議選(定数16)は18日に投開票され、新たな顔触れが決まった。定数を1上回る17人が立候補し、現職13人と新人3人が当選、新人1人が落選した。トップ当選は865票を獲得した現職の平志乃氏(43)=幸福実現党=。投票率は61・01%で、2020年の前回67・77%を6・76ポイント下回り、補選を除く町議選では過去最低となった。

 新議員の地区別内訳は街地区が現職4人、三ケ尻地区が現職1人、南方地区が現職3人と新人1人、永岡地区が現職と新人各1人、西部地区が現職2人、北部地区が現職2人と新人1人。男女別は男性13人、女性3人。政党別は公明、共産、幸福が各1人で議席を維持し、他は無所属。

 今選挙は、告示間際に定数割れを懸念した現職が勇退を撤回するなどしてようやく定数に届き、さらに告示日になって立候補の届け出締め切り約2時間前に新人1人が名乗りを上げて選挙戦に突入した。

 当日有権者数は1万2699人(男6503人、女6196人)。投票者数は7748人(男3825人、女3923人)。有効投票7670票、無効投票77票だった。

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