『厨房のありす』大森南朋の元恋人役で竹財輝之助が登場 「心護の過去に関わる人物」

門脇麦主演の日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』第5話に、竹財輝之助が登場した。

本作は、ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)などの脚本や映画『そばかす』などの監督として知られる玉田真也が脚本を手がけるオリジナル作品。ハンディがあったり、マイノリティだったり、それぞれに生きづらさを抱えた登場人物たちのヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。主演の門脇をはじめ、永瀬廉、前田敦子、木村多江、大森南朋が共演に名を連ねる。

2月18日に放送された第5話で、恋愛の“好き”という気持ちを知りたいありす(門脇麦)が、心護(大森南朋)に「お父さんには、好きな人はいましたか?」と聞く。そこで語られたのが、かつての恋人である竹財演じる十嶋晃生との思い出だった。子ども好きの晃生(竹財輝之助)は、ゲイカップルでも子どもを持てる未来を信じており、その影響で心護はありすを引き取り、親になることを決心したのだ。結局、周囲にゲイであることを伝えられず、親の勧めで女性と結婚した晃生。今より偏見が強い時代、心護には悲恋だったが、「ありすとこうして一緒にいられるのは、晃生のお陰だって、今でも思う」とありすに伝えた。そして晃生の命日に墓参りをする心護。そこに現れたのは、仏花を携えた倖生(永瀬廉)だった。「晃生を……お父さんを殺したのは僕だ」。倖生と心護の間に、一体何があったのか。

・竹財輝之助(十嶋晃生役)コメント
今回お話をいただき尊敬する先輩方と共演させていただけて凄く幸せです。
心護の過去に関わる人物ですが、僕も皆様と同じでこの先どういった物語なのか台本が届くのを心待ちにしております。
「ありすのお勝手」に行けなさそうなので残念でなりません。
よだれを我慢しつつ、皆様と一緒にテレビの前で堪能いたします。
(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint