中国春節連休の出入境者数、1351万7千人 前年比3.8倍

中国春節連休の出入境者数、1351万7千人 前年比3・8倍

17日、北京南駅から出る旅客。(北京=新華社記者/邢広利)

 【新華社北京2月18日】中国国家移民管理局は18日、2024年春節(旧正月)連休(2月10~17日)の出入境者数が前年比3.8倍の1351万7千人、1日当たりでは169万人となり、19年の9割近くまで回復したと明らかにした。

 全国の陸海空の口岸(出入境検査場)の通関はいずれもスムーズで安定していた。ピークは旧正月の3日目に当たる12日で、1日当たり185万7千人が通過した。交通機関の出入境は、航空機、船舶、列車、自動車の合計が45万9千機(隻・本・台)で、2.6倍に増加した。

 広東省、香港・マカオ両特別行政区の陸路口岸経由の出入境者数が最多で、全国の73.1%を占めた。うち、広東省珠海市の拱北、深圳市の羅湖、福田では1日当たりそれぞれ26万人、18万7千人、15万8千人となり、香港と珠海、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」、横琴などでは出入境者数と通行車両数の1日当たりのピーク値がいずれも口岸運用開始後の最多を記録した。ハブ空港の出入境者数も大幅に増加し、上海浦東国際空港、広州白雲国際空港、北京首都国際空港の1日当たりの利用者数がそれぞれ5.9倍の8万8千人、7.2倍の3万7千人、8.5倍の3万4千人となった。

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