東海道新幹線 品川、新横浜、新大阪など8駅で同時に電光掲示板に不具合 69人が予定の列車に乗れず

2月18日夕方、東海道新幹線の品川、新横浜、静岡、新大阪など計8駅で、列車の種別や発車時刻などを表示する電光掲示板が正しく表示されない不具合が発生しました。この影響で、同日午後9時時点で69人の乗客が予定の列車に乗車できなかったということです。

JR東海によりますと、18日午後5時31分ごろ、東海道新幹線の品川、新横浜、三島、静岡、浜松、豊橋、岐阜羽島、新大阪の各駅で、駅の改札付近や構内通路、ホーム上などにある発車標(列車の種別、発車時刻、番線等を案内する電光掲示板)が正しく表示されない不具合が起きました。一部の駅では、誤った表示がなされたとのことです。この影響で、同日午後9時時点で、69人の乗客が予定の列車に乗車できなかったとの申告があったということです。

不具合が発生した駅では、電光掲示板の表示を取りやめたうえで、乗客などに対して、駅では放送による案内を行うほか、JR東海のホームページで正しい発車順序や発車時刻を確認するよう呼び掛けています。

JR東海によりますと、複数の駅で同時に不具合が起きたケースは、これまでないということです。不具合が起きた原因は現在調査中で、18日中の復旧は厳しく、19日朝の見込みだということです。

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