バイエルンがウパメカノ2戦連続退場で泥沼の公式戦3連敗、浅野弾のボーフムが打ち合い制す【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第22節、ボーフムvsバイエルンが18日に行われ、3-2でボーフムが逆転勝利した。ボーフムのFW浅野拓磨は89分までプレーしている。

前節フランクフルトに1-1で引き分けた14位ボーフム(勝ち点22)は浅野が[4-1-4-1]の右MFでスタメンとなった。

一方、前節レバークーゼンとの首位攻防戦を完敗した2位バイエルン(勝ち点50は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではラツィオに0-1で敗戦。公式戦連敗でトゥヘル監督の去就が騒がしくなっている中、チュポ=モティングがケインと縦関係の2トップを形成した。

ボーフムがアグレッシブな入りを見せた中、バイエルンは10分にムシアラが、14分にデ・リフトが枠内シュートを放つと、14分に押し切る。CKの流れから分厚い攻めを見せ、ボックス右でゴレツカのパスを受けたムシアラがシュートを突き刺した。

その後20分から約10分間、外資参入によるサポーターの抗議活動で中断があった中、38分に浅野が同点弾。ロジラのリターンパスを受けてボックス右に侵入すると、デ・リフトの対応がありながらゴール左へシュートを蹴り込んだ。

浅野の今季6点目で勢い付くボーフムは44分に逆転弾。シュテーガーの右CKからシュロッターベックのヘディングシュートが決まった。

迎えた後半、開始直後に浅野がディフェンスライン裏を取って牽制したボーフムが前がかるバイエルンを受け止める展開で立ち上がる。

そして53分過ぎ、抗議活動により前半同様、試合は約10分中断へ。再開後も攻めあぐねるバイエルンはデビュー戦のサラゴサを左サイドに投入。

しかし76分、ウパメカノが守備時のCKでシュロッターベックにヒジを入れて2枚目のイエローカードを受け、公式戦2試合連続退場。10人となったバイエルンに対し、シュテーガーがPKを決めてボーフムが3点目を奪った。

その後、86分のサネとの一対一をGKリエマンが好守で凌いだボーフムは、87分にケインにゴールを許して1点差に詰め寄られるも3-2で逃げ切り。リーグ戦4試合ぶりの勝利を飾っている。

一方、敗れたバイエルンは泥沼の公式戦3連敗となった。

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