DeNA・度会隆輝が“対外試合初安打”に笑顔!「自分を信じてやるべきことを」

◆ 「結果を求め過ぎずにやりたい」

DeNA注目のドラフト1位・度会隆輝が18日、ロッテとの練習試合で対外試合初ヒットをマーク。外野席まで開放となった宜野湾の球場に、大きな声援が響いた。
この日は守備から途中出場。6回無死走者なしの場面での第1打席は、初球のストレートを捕らえあわやの打球を放つが、ライトの藤原恭大の好守備にあい無念のライトフライ。しかし8回の第2打席では、追い込まれてから体勢を崩されながらもさすがのバットコントロールでライト前に打球を運んでみせた。

この日のゲームを振り返って度会は「まあ1打席目から内容も良かったと思いますし、2打席目はライト前に抜けたっていうのもあったので、打撃の内容としては今日ぼちぼちよかったのかなと思います」と笑顔。

第一打席のフェンス際まで飛んだ打球には「初球の入り際をうまく打てたんですけど、ちょっと気持ち詰まり気味だったんで、藤原選手にちょっと上手い感じでギリギリフェンス前で捕られてしまいました」としながらも「打球は良かったと思うので、そこはまた修正してやっていきたい」とまずまずの感想。

第2打席の初ヒットには「しっかり球を前でさばけましたし、変化球にも対応できたので良かったのかなと思います」と笑顔。結果が出たことに「1本出る出ないはあまり気にしないようにしてますけど、状態的には悪くはないので。やるべきことやればヒットは出ると思ってるんで、自分を信じてやるべきことやって、結果を求め過ぎずにやりたい」と気を引き締めた。

最後は際どいコースながらストライク判定でゲームセットとなり「自分的にはボールかなと思って見逃しましたが審判の方の判定は絶対なので、ストライクと言われたらストライクです」とキッパリ。あくまでも前向きに取り組んでいくと宣言した。ハマの一番星は様々な経験を元に、さらに輝きを増していく。

取材・文=萩原孝弘

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