小芝風花が初大河、2025年「べらぼう」に伝説の遊女役で

横浜流星主演で、江戸のメディア王と称される蔦屋重三郎の波乱万丈の人生を描く2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(NHK)。その出演者として新たに2月19日、女優・小芝風花の出演が発表された。

大河ドラマ『べらぼう』で吉原の老舗妓楼・松葉屋を代表する遊女役を務める小芝風花

33歳で商業の中心地・日本橋に店を構え、「江戸の出版王」へと成り上がっていく蔦重こと蔦屋重三郎。彼は喜多川歌麿、山東京伝、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九といった若き個性豊かな才能たちを見出し、その多くは、のちの巨匠となって日本文化の礎となっていく。

小芝が演じるのは、蔦屋重三郎とともに吉原で育った幼なじみで、何でも話せる良き相談相手・花の井。やがて、とある理由から長らく途絶えていた伝説の遊女の名跡「瀬川(せがわ)」の名を継ぎ、その名を江戸市中に轟かすこととなる。

小芝は、「私は大河ドラマに出演させていただくのも初めてなのですが、『伝説の遊女』ということで余計に緊張しております」とコメント。

また、「凛と美しくもあり、ときにはバシッと蔦重の背中を押すような男前さも持ち合わせている花の井を、精一杯演じたいと思います」と意気込みを話した。

同ドラマにはこのほか、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助が出演し、2025年1月からの放送、2024年夏頃にクランクイン予定。なお小芝は、2月19日放送の『あさイチ』(NHK)にゲスト出演する。

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