東京・千代田区/橋梁ライトアップで魅力発信、21橋でイメージ作成へ

東京・千代田区は管理する橋梁をライトアップし、土木構造物の魅力発信や水辺のにぎわい創出につなげる。候補は新四谷見附橋=写真=など21橋。2024年度は現地調査や事例研究などを通じ、ライトアップの実施イメージ図を作成する。25年度には事業計画を作成するとともに点灯実験も実施。26年度に設備工事の設計業務を発注し、27年度以降のライトアップ開始を目指す。
対象は▽新四谷見附橋▽新見附橋▽牛込橋▽お茶の水橋▽弁慶橋▽竹橋▽後楽橋▽小石川橋▽美倉橋▽左衛門橋▽錦橋▽堀留橋▽雉子橋▽新三崎橋▽常盤橋▽新川橋▽南堀留橋▽三崎橋▽宝田橋▽神田ふれあい橋▽あいあい橋-の21橋。河川橋梁や跨線橋などとなる。
5日に「千代田区橋梁のライトアップに向けた調査検討業務」の委託先を決める公募型プロポーザルを公告した。事例整理や現地調査を通じて完成イメージ図を作成する。
参加申し込みを19日まで環境まちづくり部景観・都市計画課景観指導係への持参で受け付ける。提案書の提出期限は3月21日。同月中に実施するプレゼンテーション審査を経て委託先を選定する。
履行期間は25年3月31日まで。履行状況が良好な場合、25年度以降の事業計画作成や設計も引き続き任せる。24年度の委託限度額は1537万8000円(税込み)。
プロポには電子調達サービスで千代田区の競争入札参加資格を持つ事業者が参加できる。地方自治体が発注した、ライトアップのデザイン業務を履行した実績も必要。

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