今回は私が憧れていたママ友と、とあることがきっかけで疎遠になってしまったエピソードをお話しします。私は「ママ友」として仲良くやっていきたかったのですが、向こうは違ったようで……?
憧れのママ友がキレイな理由
実年齢よりかなり若く見えるママ友A子。
特に肌がキレイで、私にとってA子は憧れの存在だったので、「2人でランチに行こう」と誘われた時は本当に嬉しかったです。
ランチの時、思い切って「本当に肌がキレイだけど、何かやっているの?」とA子に聞いたところ、紹介制の美容サロンに通っているとのこと。
後日、A子に誘われてサロンに行ってみることに。
サロンに着いて早々、「先生」と呼ばれる女性と引き合わされて、美容について長々と説明を受けたあとに、20万円の美顔器を紹介されました。
通常であれば断って帰るところですが、当時肌荒れに悩んでいた私は、A子のような肌になりたい一心で、思い切ってその美顔器を購入したのです。
結果的に、美顔器は値段相応の効果が感じられたので、購入したこと自体に後悔はありませんでした。
ただ、私は別の問題で頭を悩ませることになってしまったのです。
サロンに行ってからママ友が一変
美容サロンに行った日から、A子が頻繁に勧誘してくるようになりました。
私は育児の話など、ママ友としての話をしたいのに、A子は「一緒にセミナーを受けよう」「サロン内でランクアップできる資格を取得しよう」「美顔器に合う良い化粧品がある」などと顔を合わせる度に言ってくるのです。
最初はのらりくらりと交わしていた私ですが、あまりに勧誘されるので断るのが辛くなり、とうとうA子を避けるようになってしまいました。
A子は外見がキレイなだけでなく、勧誘してくること以外は本当に良い人だっただけに、とても残念な気持ちになりました。
最後に
A子からは、勧誘の際に「肌荒れに悩むあなたを救いたいから勧めてる」というようなことを言われていました。その気持ちは本物だったかもしれませんが、私にとってはそれが重荷になってしまっていたのです。
他人に手を差し伸べる際には、逆に相手を困惑させていないかも考えながら、助けてあげることができればよいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N