J2水戸アカデミーコーチ 保護者向け講習会 茨城・城里のアツマーレ

サッカーをプレーする子どもとの関わり方について講演するJ2水戸アカデミー普及リーダーの茅根隼人さん(右)=城里町小勝

サッカーに励む小学生の保護者らを対象に、社会環境の変化に応じた育成方法を学ぶ講習会が18日、茨城県城里町小勝のアツマーレで開かれた。サッカーJ2水戸ホーリーホックアカデミーの普及リーダー、茅根隼人さん(38)が「サッカー少年少女への関わり方、向き合い方」と題して講演。約40人が耳を傾けた。

J2水戸とげんでんふれあい茨城財団が共催し、保護者向けの講習会は初。茅根さんはクラブの育成理念や指導のポイントを説明。特定の競技に限らず、子どもが多様な成功体験を自分で見つけられるよう促した。その上で「サッカーもできる子どもの育成が重要だ」と強調した。

2児の父で茨城県桜川市、会社員、萩原徹さん(45)は講習内容について「今まで子どもにしてきたこととは正反対のこと。あれこれと全てを伝えがちになるが、(体験を通じて)本人に気付かせることが大事だと思った」と話した。

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