孫氏、AI半導体ベンチャー設立検討 1000億ドル規模=BBG

[16日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が、米半導体大手エヌビディアに対抗して人工知能(AI)用半導体を供給する新会社を最大1000億ドルで立ち上げる方向で検討していると、ブルームバーグ・ニュースが16日報じた。

ソフトバンクGが300億ドルを出し、中東の投資家から700億ドルを調達する可能性があるという。

LSEGのデータによると、ソフトバンクGは英半導体設計大手アームの約90%を保有。アームの幹部らは今月、エヌビディアのデータセンター向けAI半導体を補完する同社の中央演算処理装置(CPU)への需要が旺盛だと述べていた。

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