9日間で3敗目...絶対王者バイエルンがまさかの低迷。12連覇に黄信号? トゥヘル監督は「あまり現実的ではない」と悲壮感

バイエルンは現地2月18日、ブンデスリーガ第22節でボーフムと敵地で対戦。14分にジャマル・ムシアラのゴールで幸先良く先制も、その後に3失点。終盤にハリー・ケインが今季25点目をマークしたが、反撃もここまで。2-3で敗れた。

リーグ11連覇中の絶対王者がまさかの低迷だ。10日の21節・レバークーゼン戦は0-3の完敗、4日後のチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1レグでラツィオに0-1の敗戦を喫し、そして今回のボーフム戦と9日間で黒星が3つ並んだ。

英公共放送『BBC』によれば、ジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)が指揮を執っていた2015年5月以来の“公式戦3連敗”だという。

【動画】得点ランクでダントツ! ケインの今季25点目
同メディアはトーマス・トゥヘル監督のコメントも紹介。バイエルンは現在、勝点50の2位。首位に立つレバークーゼンとは8ポイント差だ。今季のリーグタイトルに向け、指揮官は「あまり現実的ではない」と悲壮感を漂わせながらも、「昨シーズンは最後まで信じて報われた。だからこれからも努力し続ける」と前を向く。

リーグ戦は残り12試合。バイエルンはここから巻き返すことができるか。次節は24日にホームで5位のRBライプツィヒと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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