公式推薦=当選、与党畑にヨンサン(龍山)元参謀が初の単独推薦

公式推薦=当選、与党畑にヨンサン(龍山)元参謀が初の単独推薦

国民の力が18日、保守政党畑とされるテグ(大邱)とカンウォン(江原)、プサン(釜山)、ウルサン(蔚山)地区に元龍山大統領室の人材が初の単独推薦名簿に名を連ねた。これに先立ち、チョン・ヒギョン(キョンギ ウィジョンブ甲)前大統領室政務1秘書官に続き、この日チュ・ジヌ前法律秘書官(釜山ヘウンデ甲)、イ・スンファン前行政官(ソウル チュンラン乙)が単独の公認候補となり本選に出馬することになった。ナクトンガン(洛東江)ベルトからは地区の再配置を受け入れた3人の候補(ソ・ビョンス、キム・テホ、チョ・ヘジン議員)に対して党は初の優先推薦(戦略公薦)を確定した。

◇公薦はすなわち当選…党のおひざ元に重鎮議員と龍山参謀出身配置

チョン・ヨンファン国民の力公管委員長はこの日午前、ソウル ヨイド(汝矣島)の中央党本部でのブリーフィングを通じて「これまで133選挙区への審査を終えて折り返し地点をすぎただけに残りの期間も公正に続けていく」と上記の内容を明らかにした。

単独公認候補者はソウル(1人)、釜山(5人)、大邱(2人)、蔚山(1人)、江原(3人)の合計12人だ。大邱では現職のユン・ジェオク、チュ・ギョンホ議員が蔚山ではクォン・ミョンホ議員(東区)が単独推薦された。江原では、単独推薦をパク・ジョンハ議員(江原ウォンジュ甲)とユ・サンボム議員(江原ホンチョン・フェンソン・ヨンウォル・ピョンチャン)などが本選に直行する。昨年12月、党大代表職を辞めたキム・ギヒョン議員(蔚山のナムル・4選)と元祖「ユン核関」(ユン・ソギョル大統領の核心関係者)として選ばれるクォン・ソンドン議員(江原 江陵・4選)などは今回の単独推薦からもれた。

釜山は3選のキム・ドウプ議員(プク区カンソ区乙)、チュ・ジヌ前大統領室法律秘書館(ヘウンデ甲)、キム・ミエ議員(ヘウンデ乙)、イ・ソングォン前釜山市経済副市長(サハ区甲)、チョン・ドンマン議員(キジャン郡)などが公薦を受けた。チャン・ドンヒョク事務総長は「チュ前秘書官は単独推薦基準に基づいて推薦した」とし「大統領室出身だと逆差別を受ける理由はない」と説明した。

大統領室出身では、チュ前秘書官が保守畑で初の単独推薦となった。これにより、チョン・ヒギョン前秘書官、イ・スンファン前行政官を含め、現在まで3人が単独推薦を受けて本選行を確定している。

◇「洛東江ベルト」を奪還するためにソ・ビョンス、キム・テホ戦略公薦

公管委はこの日、キョンナム(慶南)ミリャン(密陽)市長再補強選挙候補としてアン・ビョング弁護士を上げ、一部優先推薦対象者と予備選地域も追加発表した。党指導部の要請により地区を移したソ・ビョンス議員(釜山プクガンソ甲)、キム・テホ議員(慶南ヤンサン乙)、チョ・ヘジン議員(慶南 キメ乙)はいずれも優先推薦を受けた。党が発表した初の戦略公薦事例だ。

チョン・ヨンファン委員長はキメ(金海)を一部の候補者たちの予備選要請を問う質問に「そちらの地域は国民の力地域での支持率に比べて候補者の支持率がかなり低く、予備選時に反乱を起こすことができると判断した」とし「チョ・ヘジン議員を果敢に優先推薦し、他の候補者と妥協点を見つけるのが良いようだ」と説明した。

党は今月16日に続き、合計22の選挙区(ソウル1・釜山6・大邱5・蔚山1・テジョン(大田)2・セジョン(世宗)1・キョンブク(慶北)5・キョンナム1)を予備選地域に追加指定した。ソウルではソンパ(松坡)兵にキム・グンシク前国民の力非選戦略室長とキム・ソンヨン前大統領室行政官が対抗する。

公管委は翌日(19日)に大邱・慶北地域などで人材再配置があると予告した。チョン委員長はTK(大邱・慶北)地域について「人材再配置があるかもしれない。優秀な人材が集まっている場合、当事者とも議論しなければならず、かなり悩む」とし「19日に集まって議論やると思うが、優秀な人材の場合、本人が同意すれば首都圏で、競争候補のない所に再配置できる」とも語った。

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