幻の「華鶴和牛」知っている? ステーキ、すき焼き、バーガー…阿久根、うまいね!「華の牛肉祭り」 14店、29日まで 鹿児島

華の牛肉祭りAKUNEで提供される料理の一例

 鹿児島県の出水地域で育つブランド牛「華鶴和牛」をPRする「華の牛肉祭りAKUNE」が阿久根市で開かれている。14店がステーキ、すき焼き、バーガーなどのオリジナルメニューに腕を振るう。29日まで。

 華鶴和牛はJA鹿児島いずみ管内産で、頭数が少ないため“幻”と呼ばれることも。希少部位「カイノミ」のステーキを提供する同市脇本のグラッチェ・マキあんこら店主、蒔内一行さん(71)は「脂はあっさりして、赤身にはしっかりとしたうまみがある」と太鼓判を押す。

 市などでつくる実行委員会が、畜産農家を応援しようと2021年に始めた人気企画。各店で特別メニューを注文し、アンケートに答えると、抽選で華鶴和牛や特産品が当たる。参加店一覧やメニューは、チラシや市観光サイト「アクネ うまいネ 自然だネ」、インスタグラム、X(旧ツイッター)で確認できる。市農政課=0996(73)1142。

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