サクふわがたまらない……! 進化系もみじ饅頭が話題の「宮島限定もみじ饅頭」5選【広島】

旅行の規制が緩和された今、観光地に人が集まるようになりました。

観光地として人気の広島県には、原爆ドームや宮島があり、観光客の活気も戻ってきています。

そんな広島県のお土産を代表する「もみじ饅頭」。駅や空港などのお土産売り場でたくさん並んでいるのを目にしますが、実は宮島に渡らなければ食べられないものがあるのをご存じですか?

本記事では、広島県に住む筆者が宮島でしか食べられないもみじ饅頭を5つ紹介します。

宮島桟橋のフェリー乗り場から近い順に並べたので、1店舗ずつチェックしながら散策してみてくださいね。

やまだ屋宮島本店

昭和7年創業の「やまだ屋」は、もみじ饅頭だけでなく「桐葉菓(とうようか)」でも知られる老舗菓子店です。

宮島本店は表参道商店街入口にあり、お土産購入のほかもみじ饅頭の手焼き体験ができます。

やまだ屋宮島本店では「コロコロもみじ」を販売しています。

生地だけで作られた小さいサイズのもみじ饅頭を付属のソースにディップして食べる新感覚のもみじ饅頭。今回は「はちみつフロマージュ」を食べてみます。

コロコロもみじ 各500円(税込)

ベビーカステラくらいの小さなもみじ饅頭が8個入っています。

ソースをつけていただきます!

とろっとしたソースがもみじ饅頭によく絡みます。濃厚なチーズのコクとさっぱりした酸味がマッチ。

8個入りなので、さまざまな味をシェアするのもおすすめです。

ちなみに、楊枝の袋がおみくじになっているので、中のチェックも忘れないでくださいね。

この日の私の運勢は、恋愛運が良かったようです。おみくじの種類もたくさんあるので、何度通っても楽しめますよ。

なお、これまでには人気ゲームの「ドラクエウォーク」とコラボしたブルーハワイ味も販売されていました。

出典:https://www.instagram.com/p/Cg1Z7NVPS8s/

季節によってさまざまな味のもみじ饅頭が出るので、期間限定の味もチェックしてみてくださいね。

住所:広島県廿日市市宮島町835-1

電話番号:0829-44-0511

営業時間:9:00~18:00

休業日:年中無休

公式サイト:https://momiji-yamadaya.co.jp/

※手焼き体験は前日までは公式サイトのフォームから予約。当日は宮島本店2階の受付で直接お尋ねください。予約状況によっては当日受付できないことがあります。

観光センター鳥居屋

観光センター鳥居屋では、もみじ饅頭の生地がクロワッサンになった「もみじクロワッサン」が販売されています。

宮島を訪れた日も、もみじクロワッサンを求める人で行列になっていましたよ。

もみじクロワッサン 各300円(税込)

今回はクリームをいただきます。生地がクロワッサンなので軽く、不思議な感覚です。

ひと口かじると、パリッとした食感とクリームのもったりした食感が一気に広がります。

生地は薄いのに存在感はしっかり! クリームと合わさって洋菓子のような味わいです。

宮島を訪れた日は、アップルを注文する人が多く見られました。食べ歩きしやすいサイズなので、定番と変わり種を2個購入し、散策しながら頬張るのも良さそうですね。

住所:広島県廿日市市宮島町492番地

電話番号: 0829-44-2200

営業時間:8:30~17:00

休業日:年中無休

公式サイト:http://www.toriiya.co.jp/

だいこん屋

江戸時代初期に船宿「大根屋(おおねや)」として創業しただいこん屋。大幅な改修を経て今の営業スタイルになりました。

だいこん屋ではアイスを使ったものやパイ生地で包まれたものが販売されています。

あいすさんどもみじ 各400円(税込)

「あいすさんどもみじ」は、こしあんのもみじ饅頭を半分にカットし、中にアイスクリームを挟んだ一品。アイスクリームはバニラと抹茶の2種類から選べます。

だいこん屋のもみじ饅頭は、生地もあんこも自家製! 小豆は厳選された北海道産のものを使用しており、ほどよい甘さのあんこが、アイスクリームともマッチします。

バニラにはいちご、抹茶には求肥がそれぞれトッピングされており、味のアクセントとしても◎

パイもみじ 各400円(税込)

「あずき」「クリーム」「チョコ」3つの味から選べるのはもみじ饅頭をパイ生地で包んだ「パイもみじ」。中にはもみじ饅頭が丸ごと入っているため、丸くてころんとしたフォルムが印象的です。

サクッとしたパイ生地の中にふんわりしたもみじ饅頭の生地があるため、食べ応えがあります。持ち帰った場合は、トースターで温めて食べるのがおすすめとのこと。

住所: 広島県廿日市市宮島町461-1

電話番号: 0829-44-2161

営業時間:8:30~17:00

定休日:不定休

公式サイト:https://www.daikonya.jp/

坂本菓子舗

だいこん屋の角を曲がってすぐに位置する「坂本菓子舗」。オンラインでは「小豆の皮むきさらしあん」の販売はあるものの、ほかの味は宮島に渡らなければ食べられません。

今回は「塩バター」をいただきます。

塩バターもみじ 120円(税込)

注文して受け取ると、ほんのり温かさが残っていました。

なんとこのもみじ饅頭、中身が入っていないのです! ふわふわした食感となめらかなくちどけがやみつきで、塩バターの塩気と生地の甘さが絶妙です。

1個120円という安さも魅力的で、ひとつでは足りない……と思ってしまいました。

住所: 広島県廿日市市宮島町455

電話番号: 0829-44-0380

営業時間:9:00~17:00

定休日:不定休

公式サイト:https://www.instagram.com/sakamotokashiho/


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※価格は2024年1月時点の情報です。公開後に内容が変更している可能性があります。

まとめ

観光客はもちろん、地元民も愛してやまない宮島。何度訪れても食べたくなるのがもみじ饅頭です。 お土産だけでなく、今では宮島で食べ歩きをしても楽しめる食べ物に進化を遂げています。 なお、これまで宮島では「あげもみじ」と呼ばれるもみじ饅頭を天ぷらのように揚げるスイーツが人気でしたが、最近では宮島はもちろん、市内の飲食店や駅構内でも食べられるようになっています。 合わせてチェックしてみてくださいね。 文/丸山希

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