和気あいあいと調理 中国人留学生と料理で交流 長崎県日中親善協議会

水ギョーザを作って交流を深める日中の参加者=長崎市魚の町、市民会館

 長崎県内の大学に通う中国人留学生と県日中親善協議会(会長・大石賢吾知事)の会員が18日、長崎市内で、たこ焼きと水ギョーザを調理しながら交流を深めた。
 交流会は、日中間の相互理解を深めようと開いた。長崎大や県立大の留学生14人と、同会の中国語講座受講生ら18人が七つの班を作り挑戦。参加者は、水ギョーザの皮の包み方やたこ焼きの上手な丸め方を教えあったり、食材の名前を互いの言葉で何と呼ぶかを説明したりしながら、和気あいあいと調理した。
 長崎大大学院2年生のヤン・モンヤオさん(24)は「初めてたこ焼きを作ったが本場の大阪で食べた味に似ていておいしかった。たくさん話もできてうれしい」と笑顔。中国に留学経験がある県職員、大串卓哉さん(33)は「久々に交流し、最近の中国のはやりなども知ることができて良い機会になった」と話した。

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