誰だって、健康な時には自分が病気になったり怪我を負ったりするとは夢にも思いませんよね。しかし、健康な時にこそ「もしも」に備えておくことが大切です。今回は身をもってそれを思い知ったエピソードを友人が聞かせてくれました!
次の仕事が決まるまで……
私は1年ほど前、長年勤めていた会社を退職しました。
30歳を目前にして、少しゆっくり自分の人生を見つめ直そうと思ったのです。
もともと楽観的な性格なのもあり、「とりあえず貯金が底をつくまではのんびり暮らそうっと♡ お金がなくなりそうになったら新しい仕事を探せばいいや!」と気楽に考え、無職の生活を楽しむ気でいました。
「怪我なんてしないし♪」
会社員時代は会社の健康保険に加入していても、無職になったら本来は国民健康保険に加入する必要があります。
しかし、案内や催促の通知はもらっていたのに、私は面倒くさがって後回しにしてしまっていました。
保険料も安くはないので、「どうせほとんど家にいるし、怪我なんかしないから大丈夫♪」と、ついついケチって国民健康保険に加入しないまま時間が流れていきました。
嘘でしょ?! 身体に異変が……!
ところが1か月たったころ、身体に異変が!
なんと、不正出血が止まらなくなってしまったのです……。
さすがに怖くなった私は、すぐに婦人科を受診しました。
すると、子宮頚管にポリープができていることが発覚!
幸い、簡単な手術で取れるものでしたが、保険料をケチって国民健康保険に加入していなかったために、医療費を全額自己負担で支払うことに。
きちんと加入しておこう!
その金額は、私がケチった保険料をはるかに上回るものでした。
「こんなことになるなら、ちゃんと保険料を支払って国民健康保険に加入しておけばよかった……」と後悔しましたが、後の祭りです。貯金の大半を医療費に使うことになってしまいました。
その結果、のんびり無職の生活を楽しむどころか、身体が回復したあとはすぐに転職活動をして働き始めることになりました。
皆さんもこんなことになる前に、面倒くさがったりケチったりせず、健康保険には加入したほうがいいですよ!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの