中国株続伸で始まる、旧正月の大型連休明け 国内消費好調で

[上海 19日 ロイター] - 春節(旧正月)連休明け19日の中国株式市場は続伸して始まった。連休中の消費の好調を示すデータを手掛かりに、観光や映画関連株に買いが先行している。

先週の香港株や中国企業の米上場株が堅調に推移したことも好感されている。投資家の中には中国政府が近くさらなる景気・市場対策を打ち出すと期待する向きもある。

上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数は0.8%高で寄り付き、上海総合指数が0.7%上昇。

中国文化観光省が18日公表したデータによると、春節の大型連休(10─17日)の国内観光収入は前年比47.3%増加。また、連休8日間の映画興行収入は80億元(11億1000万ドル)を超え、過去最高を記録した。

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