「日本人のグレートゲーム」久保建英をスペイン大手紙が激賞 マジョルカ戦では「トレードマークの一撃で最も活躍」と褒めちぎる【ラ・リーガ】

日本代表MFの久保建英が所属するレアル・ソシエダは18日(日本時間19日)、ラ・リーガ第25節でマジョルカと対戦。2-1で勝利した。

◆【実際の映像】久保建英、“地を這う”イーグルショットで今季7ゴール目 左足一閃でファーサイドネットを揺らす

■「512分間のゴール不足に終止符」

立ち上がりから劣勢に立たされたレアル・ソシエダは4分に失点。相手の勢いに押され、マジョルカのアントニオ・サンチェスに強烈ミドルを叩き込まれた。

1点ビハインドとなり、反撃の旗手となったのが久保だ。8分にはアマリ・トラオレへのスルーパスで右サイドを攻略すると、そこからチームもポゼッション率を高めて攻勢を強めていく。12分にはペナルティエリア内右側でボールを持つと、十分に相手を引きつけてからマルティン・スビメンディへラストパス。決定機を演出した。

さらに久保は35分、ハーフウェーライン付近から推進力あるドリブルでペナルティエリア内に侵入する。ここでは最終局面で相手DFに防がれたものの、37分のショートカウンターでは右サイドからスピードアップして持ち運んで左足を一閃。得意なエリアから、対峙した敵の股下を射抜く強烈ショットをファーサイドネットに決めた。

スペイン大手紙の『MUNDO DEPORTIVO』は、久保を次のように激賞した。

「日本人のグレートゲーム。トレードマークの一撃。ドリブル突破とシュートで、チームの512分間のゴール不足に終止符を打った。レアル・ソシエダの選手のなかで最も活躍した彼は得点後、かつてのファンへの敬意から許しを請うた」。

2019-2020、2021-2022シーズンに所属した古巣へ示した敬意まで褒めちぎられた久保。1月27日に行なわれたラ・リーガ22節のラージョ・バリェカノ戦から公式戦5試合連続ノーゴールだったレアル・ソシエダを救い、頼れる日本代表MFの同点弾で勢いに乗ったチームも、後半アディショナルタイムに劇的逆転ゴールを奪って白星を手にしている。

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◆「ベストプレーヤー」久保建英をスペインメディアが絶賛 今季7ゴール目には「素早いシュートで相手を驚かせた」と賛辞

文●SPREAD編集部

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