「ベストプレーヤー」久保建英をスペインメディアが絶賛 今季7ゴール目には「素早いシュートで相手を驚かせた」と賛辞【ラ・リーガ】

「マジョルカ対レアル・ソシエダのベストプレーヤー」。

スペインメディア『ELDESMARQUE』がこう絶賛したのは、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英だ。

ラ・リーガ第25節のマジョルカ戦、立ち上がりの4分に失点したが、久保は積極的に同点弾を狙った。12分に決定的なパスでマルティン・スビメンディの絶好機を演出すると、35分にはハーフウェーライン付近から一気に持ち運んでペナルティエリア内に侵入。さらに38分には快速ドリブルから鋭く左足を振り抜き、力強いシュートでネットを揺らした。

◆【実際の映像】久保建英、“地を這う”イーグルショットで今季7ゴール目 左足一閃でファーサイドネットを揺らす

■久保が6試合ぶりの得点と白星をもたらす

出色のパフォーマンスを披露した久保に、スペインメディア『ELDESMARQUE』は採点でチーム最高タイの7点をつけて高評価し、次のようにレポートした。

「攻撃的なプレーを見せるとすぐ、彼の足から同点ゴールが生まれた。素早いシュートで相手を驚かせた」。

また、「攻撃面でファイト」とも賛辞を受けた久保はフル出場。後半に入っても果敢なドリブルで相手を引きつけたかと思えば、シンプルにパスを捌くなど的確な判断が光った。

加えてアタッキングサードに入れば相手DFとGKの間に際どいクロスを送り、82分には華麗なドリブルでファールを誘い、自ら獲得したFKでゴールに迫る。敵にとって常に脅威の存在であり続けた。

さらに、「信念」と「献身性」も称賛された通り、久保はチャンスとなれば右サイドを駆け上がり、守備時にはプレッシングを怠らない。相手の攻勢を受ければ、自陣までしっかりと戻り、右サイドのディフェンスをサポート。最後まで豊富な運動量を生かして走り抜いた。

レアル・ソシエダは後半アディショナルタイムにミケル・メリーノが逆転ゴールを決め、2-1で勝利を挙げた。公式戦6試合ぶりの得点、及び白星を手にしたチームおいて、最大の殊勲者は間違いなく久保だろう。

◆【実際の映像】久保建英、“地を這う”イーグルショットで今季7ゴール目 左足一閃でファーサイドネットを揺らす

◆「日本人のグレートゲーム」スペイン大手紙が久保建英を激賞 マジョルカ戦では「トレードマークの一撃で最も活躍」と褒めちぎる

文●SPREAD編集部

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