広島県三原市でウメの花が見ごろとなり、訪れた人を楽しませています。
三原市の浄水施設の敷地にある西野梅林です。植えられた約100本の紅白のウメの花が7分咲きとなり、見ごろとなっています。辺りには甘い香りが漂い、春が近づいていることを告げているかのようです。
西野地区は平安時代に菅原道真が立ち寄ってウメを植えたとして全国的に知られた名所でした。そのウメは残っていませんが、今から20年前に「もう一度、ウメの名所を復活させよう」と、住民が力を合わせ、地区全体で1200本のウメを植えました。
その中でもゆっくりとながめることができる西野梅林は、再び地域の名所となりました。
訪れた人たち
「西野のウメが好きで毎年、家族で来ている」
「ことしは年明けからいろいろ悲しいことが続いたので、春が来てすごくうれしい」
三原市西野浄水場の西野梅林は、2月いっぱい楽しめるということです。