サービス業では改善も… 県内企業の景況感は3か月連続で悪化 広島

1月の広島県内企業の景況感が3か月連続で悪化したことが、民間の調査会社のまとめでわかりました。

帝国データバンク広島支店が277社から得た回答のまとめによりますと、1月の景況感を示す指数は44.2で、前の月から0.1ポイント悪化しました。23年11月から3か月連続の悪化になりました。

業種別では年始の人流回復などで「サービス」の改善が2か月連続となりました。

一方、「小売」は2か月ぶりに、「卸売」は3か月ぶりに悪化しました。「小売」は7.6ポイント下がっています。

帝国データバンクでは「コロナ5類移行後の追い風は弱まりつつあり、実質賃金が前年を下回り続け、景気の下押し要因になることが懸念される」としています。

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