猫の世界は”年功序列”と専門家が解説…保護猫『ぷりゅ』も先輩猫たちから厳しいルールの洗礼

お笑いコンビ・ティモンディの前田裕太が、2月17日放送の『嗚呼!!みんなの動物園猫好き芸能人続々2時間SP』に出演。保護猫『ぷりゅ』の預かり生活での苦悩の様子が公開された。

これまでもお笑い芸人・サンシャイン池崎を中心とした猫好き集団“池崎一門”のメンバーとして、保護猫預かりボランティア活動を行ってきた前田。現在は、ブリーダー崩壊の現場から保護された3歳のエキゾチックショートヘア『ぷりゅ』を預かっている。

2年間ひとりぼっちで人や他の猫との関わりがなかった『ぷりゅ』だったが、自由に動き回れる初めてのお部屋探検を満喫。しかしゴハンを別々に食べるなど先住猫の『ノエル』と『リオン』との距離はなかなか縮まっていない。前田が「『ぷりゅ』ちゃんも食べな」と3匹で食事をとるように促すも、先住猫たちは『ぷりゅ』を威嚇。専門家は、猫の世界は年功序列がマナーのため、先住猫たちがこうしたルールを教えているのではないかと指摘した。

『ぷりゅと前田』

そこで前田は3匹の仲を深めるため、電動のおもちゃを購入。3匹で遊べるようにと猫じゃらしの他、ぐるぐるボールやモグラ叩きが一台になったおもちゃを用意し、3匹の様子を見守った。すると、早速『ぷりゅ』が興味を示しおもちゃの元へ。しかし先住猫が近づくと、『ぷりゅ』は遠慮した様子をみせ、これには前田も「一緒に仲良く遊びなよ」とポツリ。

相変わらず『ぷりゅ』に厳しい先住猫たちだが、こうした先住猫の態度は『ぷりゅ』の成長にとって大切なようで、預かり生活をVTRで見守る池崎も「こうやって学ぶと言うかね。その家のルールみたいなのがあるから、慣れて先住ちゃんと仲良くなっていくとやっぱ譲渡会でも決まりやすくなるし」とコメント。他の猫たちと生活していくうえで、学んでいかなければならないしきたりの大切さを口にした。

『ぷりゅ』

おもちゃを巡っては、前田が人生に対するメッセージを送る場面も。遠慮がちな『ぷりゅ』を横目に、『リオン』が相変わらずおもちゃで遊んでいると、突然おもちゃの電池が切れてしまう。「ウゥー」と物足りない『リオン』に、前田は「おしまいです。何事も終わりがあるからいいんだよ逆に」と語りかける。プロ野球選手という夢を追いかけつつも挫折した過去を持つ前田は、続けて「終わりがあるから大切にしなきゃいけないのよ。遊べる時をちゃんと大切にしないから遊び足りないの」と、猫たちに伝えたかった言葉を口にした。前田のメッセージに、池崎も「そうですね」とうなずいていた。

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写真提供:(C)日テレ

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