米ジェットブルー、アイカーン氏投資会社から取締役2人迎え入れ

Rajesh Kumar Singh Kannaki Deka

[16日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)ジェットブルー航空は、物言う投資家(アクティビスト)として知られるカール・アイカーン氏の会社から2人を取締役に指名することに合意した。委任状争奪戦は回避された。

アイカーン氏は、ジェットブルーにどのような戦略を望んでいるかは明らかにしていない。同氏は12日、ジェットブルー航空の株式9.91%を保有していることを開示資料で明らかにした。

ジェットブルーは16日、アイカーン・エンタープライゼズ(IEP)のゼネラルカウンセル、ジェシー・リン氏と、アイカーン・キャピタルのポートフォリオマネジャーであるスティーブン・ミラー氏が取締役会に加わると発表した。

アイカーン氏は「ジェットブルーの取締役会およびリーダーシップチームとの建設的な話し合いに感謝する」と述べた。

ジェットブルーは持続的な黒字回復に苦戦しており、過去2年間で株価がほぼ半減している。

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