好調のアタランタ、ガスペリーニ監督「4位はスクデットと同じ価値」 タイトル獲得について語る

写真:好調アタランタを率いるガスペリーニ監督

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、最近好調のチームとタイトル獲得について自身の見解を示した。

2月17日、アタランタはサッスオーロとの一戦に臨み、マルコ・カルネゼッキのPKストップやトゥーン・コープマイネルスの活躍などで、3-0で完勝した。アタランタは2024年に入ってから、公式戦8試合で7勝1分けの成績を残しており、5連勝中のリーグ戦では4位に位置し、コッパ・イタリアでも準決勝進出を決めている。ガスペリーニ監督は好調の要因について次のように語った。

「私は何年にも渡って連携してきた強固なDFとMFがチームにあることを知っている。セアド・コラシナツの加入は確かに守備を強化し、その後は進化した選手たちによってウィングが改善した。最大の違いは攻撃面で、(シャルレ)デ・ケテラーレ、(アレクセイ)ミランチュク、(ジャンルカ)スカマッカ、もちろん(アデモラ)ルックマンもいる」

アタランタは今後、ミラン、インテル、ボローニャ、ユヴェントスとの上位対決が続き、勝ち進んでいるUEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント、コッパ・イタリアの準決勝も残している。タイトルの獲得について問われたガスペリーニ監督は以下のように答えた。

「EL、コッパ・イタリア、セリエAで勝ち進むか否かにかかわらず、選択を試みることはできない。我々はそれらのすべてのために努力するだろう。しかしアタランタにとって、現実的な唯一のトロフィーはコッパ・イタリアであり、それこそが我々が勝利を目指すことのできるものだ」

「私たちができることは、選手を成長させ支援し、その後彼らをより適切で大きなクラブに売却することだ。私の見方では、そのような状況で勝ち点70を獲得し、4位に入ることは、あらゆる点でスクデットと同じ価値がある」

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