6日、シドニーで新華社のインタビューに応じるオーストラリア政府観光局のフィリッパ・ハリソン局長。（シドニー＝新華社記者/馬平）
【新華社シドニー2月19日】オーストラリア政府観光局のフィリパ・ハリソン局長はこのほど新華社のインタビューに応じ、「竜年快楽（辰年おめでとうございます）！」と中国語で春節（旧正月）を祝う言葉を述べ、オーストラリアの観光業界や社会は中国人観光客を歓迎していると説明し、中国が再びオーストラリアにとって最大の観光客送り出し市場となることに期待を示した。
ハリソン氏は、中国の春節はオーストラリアの観光業界にとって1年で最も忙しい時期の一つだと説明。今年の春節連休期間は、中豪間の航空輸送能力が十分に確保されたことにより、中国人観光客の予約が急増したと明らかにした。
また、春節期間中、オーストラリア国民は国内各地で開催された春節祝賀イベントに喜んで参加し、多くの観光業者が中国人観光客にアットホームな気分を感じてもらおうと、春節特別キャンペーンを実施したと説明した。
ハリソン氏によると、オーストラリア政府観光局は、中国市場で25年以上にわたり観光プロモーションを行ってきた。同局は中国市場を重視し、新型コロナウイルス感染症流行期間中にも、さまざまな方法でパートナーと密接な連絡を維持していたという。
ハリソン氏は新型コロナ流行前、中国はオーストラリアにとって最大の観光客送り出し市場で、年間約140万人の中国人観光客が同国を訪れていたと表明。2023年11月にはオーストラリアを訪問する中国人観光客が新型コロナ流行前の約45％まで回復し、ますます多くの中国人観光客がオーストラリアを訪れることを歓迎しており、中国が再びオーストラリア最大の観光客送り出し市場になるのは「時間の問題」だと確信していると述べた。
