五輪=パッキャオ氏、パリ出場できず IOCが年齢制限変更せず

[18日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は、元プロボクサーで45歳のマニー・パッキャオ氏(フィリピン)が40歳の年齢制限のあるパリ五輪ボクシング出場のために特別許可を求めていたことについて、要請を却下した。

フィリピンは、選手数の少ない国が特定競技に直接エントリーできる「ユニバーサリティー」エントリー規則に基づく例外を求めていた。

AP通信によると、IOCは声明で「過去2回の五輪大会において、個人の競技または種目で平均8人以上の選手を擁するチームには、ユニバーサリティーの出場枠は割り当てられない。フィリピン・オリンピック委員会はこれに該当する」と述べた。

パッキャオ氏はボクシングで史上唯一の8階級制覇の実績を誇る。2021年に現役を引退し、22年にはフィリピン大統領選に出馬した。

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