男性が同僚に押され15メートル下に転落、日本の事件に中国でも大きな反響

京都府の観光名所・天橋立にある展望台で2月15日に同僚の悪ふざけによって男性が15メートル転落した事故が中国のSNSで紹介され、ネットユーザーから注目を集めるとともにさまざまなコメントが寄せられた。

京都府の観光名所・天橋立にある「股のぞき」の展望台で2月15日に同僚の悪ふざけによって男性が15メートル転落した事故が中国のSNSで紹介され、ネットユーザーから注目を集めるとともにさまざまなコメントが寄せられた。

新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウントは17日、天橋立の展望台を訪れた日本の男性観光客が台の上に立って「股のぞき」のボーズを取って景色を見ようとしたところ、台の近くにいた同僚に尻を押され、崖から約15メートル転落して負傷したと紹介。男性を押した同僚が警察の調べに対して「冗談のつもりだった。まさかこんなことになるとは思わなかった」などと釈明していることを伝えた。

この事故について、中国のネットユーザーは「転落した後も周りの人は驚く様子もなく、崖の下を見てわいわい騒いでいた」「周囲の人は笑ってるじゃないか。恐ろしい」「まるで周りの人がこの男性を突き落として謀殺しようとしたように見える」「日本だと『冗談のつもりで』と言えば刑罰を免れられるのか?」「だから崖の上や山の斜面、井戸の近くでは冗談にしても押しちゃけないとあれほど……」「やってることが幼稚園の子どもと同じ」「日本でよく言われる『職場いじめ』を想起してしまう」といった感想を残している。

また、股の間から逆さに景色を眺めることで知られる天橋立の観賞方法自体について「そもそもどうしてこんな風にして景色を見なければいけないのか。これもクレイジーだ」と首をかしげるユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻)

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