顔がどんどんたるんでオバ見えが止まらない!そんなときに実践したい“引き上げメイク”

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40代は肌のたるみが次第に気になってくるお年頃。そんなときに試したい、5歳若見えする“引き上げメイク”とは?ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが伝授!

小手先の技で対処しがちだけど…

加齢や乾燥、くすみなどによって、肌の弾力やハリが次第になくなりたるんできた…そんなとき、眉山を無理に上げたりアイラインを跳ね上げたりと、小手先の技で対処していませんか?

だけど、それらは残念ながらあまり効果的ではありません。それよりも、これからお教えするポイントを意識すれば、随分印象が変わるはず!

シェーディングで影をつくる

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肌なじみの良い、肌よりも少し暗い色をフェイスライン、あご先にササッと付けてあげましょう。これくらい小顔だったら良いのに…と思う箇所です。シェーディングしているな、とわかってしまうのはつけ過ぎですよ。

ハイライトでツヤと立体感を出す

Tゾーンはもちろんですが、目尻から頬骨の上にかけてのCゾーンにもハイライトを入れてあげましょう。ツヤも出てハリがあるように見えます。さらに、あごにもハイライトを入れてあげると、あごのラインがくっきりしてシャープに見えますよ。

目尻のくすみを取る

目が垂れてきたなと感じるのは、まぶたのたるみのせいもあるけど、意外と目尻部分のくすみが原因の場合も。コンシーラーでくすみを取ってあげることで若見えに!

唇はラインや口角を意識する

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口元がたるんでくると口角も下がって見えるので、おば見えの要因に。下唇の横部分に少し明るめのコンシーラーを乗せてあげると、ラインがキレイに整い、口角がキュッと引き上がって見えますよ。ペンシルタイプのコンシーラーを持っておくと便利ですね。

また、唇を薄く小さく描いてしまうと、下がってきた頬が目立ってしまいます。唇の存在感はきちんと出すようにね。

一見地味にも思えるしっかりとしたベース作りこそ、引き上げメイクの一番の近道なのですね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

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