小澤征悦が「ACMA:GAME」で間宮祥太朗の最大の敵役に

小澤征悦が、日本テレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(日曜午後10:30、開始日未定)に出演することが分かった。

「ACMA:GAME アクマゲーム」の原作は、2013~17年に「週刊少年マガジン」(講談社)に連載された、メーブ氏・原作&恵広史氏・作画による同名漫画。地位、財産、名誉、そして命…相手からすべてを奪うことができる悪魔の遊戯=デスゲームが展開する。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外の“アクマゲーム”が多くのコアファンを生み出し、今なお熱烈な支持を集める作品が、日本テレビが仕掛ける大型プロジェクト企画として完全実写化されることになった。

主演の間宮祥太朗が主人公・織田照朝に扮(ふん)し、99本集めると、この世のすべてを手にすることができるといわれる“悪魔の鍵”を懸けて争う、命懸けの“アクマゲーム”に翻弄(ほんろう)されながらも、鍵の謎に迫っていく。また、照朝の中学時代の同級生であり、共に“アクマゲーム”に挑んでいく親友・斉藤初を田中樹SixTONES)、眞鍋悠季を古川琴音、天才ギャンブラー・上杉潜夜を竜星涼が担当する。

小澤が演じる崩心祷(ほうしん いのる)は、照朝の父を殺害した最大の敵。謎の組織の⼈物であり、照朝はこの男を⾒つけ出し、復讐することを⼼に誓っている。悪魔の鍵の伝説を知る謎に包まれた考古学者として、欲望につかれた⼈間たちを“アクマゲーム”に引き込んでいく崩心。不気味な笑みを浮かべ、人をあざ笑い、さげすむことを楽しんでいるため、⾮道で残酷な行動をし、悪魔の鍵の⼒によって⼈類を⽀配することをもくろむ崩心が、照朝たちを過酷な運命の戦いへと誘う。

「まず出演のオファーをいただいた時に、間宮祥太朗、祥ちゃんは昔から知ってる仲間で、間宮くんが真ん中になってやるドラマということなら、僕はこれはやるべきだなと思いました」と旧知の中である間宮との共演を、出演理由に挙げた小澤。

物語については、「台本を読ませていただいて、すごいクリエーティブな台本であるし、その中に出てくる悪魔というものが一体どういう存在としてドラマの中に登場してくるのか、それも含めてとても興味深いなと思いました」と語り、「また、田中樹さん、古川琴音さん、竜星涼さんはじめ、本当に今、キラキラ輝いているすごい才能が集まっていて、監督も素晴らしい作品を撮られている方なので、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました」と、期待を持って撮影に臨んだことを伝える。

さらに、「今回は徹底的な悪役ということで、声色を低めに変えて演じています。それと、今回髪形も独特で、衣装と合わせてダークサイドに振り切った悪の雰囲気が出ているのではないかと思います」と役づくりに触れ、「お芝居に関しては、崩心は善とされている価値観を全否定し、そこにいる人間たちを否定して、服従させることで自分の利益を得ようとする人間なので、対峙(たいじ)する相手と芝居を掛け合うというよりかは、押しつける芝居を今回は心掛けています。なので、ドラマのお芝居というよりは、一人舞台みたいな表現もあったり、現代劇ではありながら、ちょっとそこに時代劇調も含めてみるというようなことを意識してやっているので、そういった部分が違和感として見くださるお客さんに映ればいいなと思ってやっています」と演技プランを明かす。

そして、「崩心の役柄的に、人間の負の部分みたいなものをよく考えて普段から日常を過ごしていたんですけれども、そうすると暗い気持ちになったりしたので、そこに引っ張られないようにたくさんお酒を飲もうと思ってました(笑)」と気分転換も必要なようだが、あらためて「今回『ACMA:GAME』という悪魔が降臨する世界観の中で、一体どんな人間模様が繰り広げられるのか、ぜひとも皆さんに注目していただきたいと思います」とアピールしている。

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