「奥能登の白菊」被災した酒造支援 酒米を預かり…信州で仕込み代行「少しでも役立てれば」

能登半島地震で被災した石川県輪島市の酒蔵を支援しようと、木祖村の酒蔵が預かった酒米で仕込みを代行しています。

木祖村の湯川酒造店。仕込みに使う酒米は能登半島地震で被災した石川県輪島市の酒蔵・白藤酒造店のものです。

酒造りが再開できないことから親交があった湯川酒造店が酒米を預かり、白藤酒造店の作り方で「奥能登の白菊」の醸造を代行します。

湯川酒造店・湯川尚子社長:
「酒を造らせていただくことで、白藤酒造店の商売が継続する見通しなど、ちょっとでも役立てればと酒米をお預かりするといいました」

酒は4月上旬に出来上がる見込みで、石川県や県内で販売する予定です。

※酒について白藤酒造店への問い合わせは控えてほしいとしています。

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