ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が球団スポーツ専門局『SportsNet LA』のインタビューに応じ、今シーズンに向けて意気込みを語った。
「チームメイトもすごく優しいし、スタッフのみんなも、とにかく全部雰囲気がいいので、練習に集中できています」
春季キャンプの序盤をこのように振り返った山本は、1年目のシーズンに向け、「(MLBは日本と比べて)ひとつ上のステージだと思っているし、選手のレベルももう一段階上がると思う。いままでの日本での成績はもちろん自信のひとつだが、ルーキーの気持ちで思い切ってプレーしたい」と語った。
オリックス・バファローズ時代とMLBの違いについては、「いままでチームに外国人選手はいましたけど、日本人選手が大半で言葉に困ることなくやっていたが、ここでは立場がまったく逆で、自分だけ言葉が通じなかったり、日本の時とは違う状況がある。そこは早く慣れてチームの一員になっていきたい」と明かした。
レギュラーシーズンの登板に向けては、「まだ実際に対戦はしたことがないので、どのくらい苦労するかとか、改善点がどれくらい出るかとか分からないですけど、ピッチングコーチのスタッフだったり、とにかく環境がいいので、いろんな方にアドバイスをもらいながら何とかやっていきたい」と力強く語った。
構成●THE DIGEST編集部