九州北部で「春一番」 昨年と同日の発表

 福岡管区気象台は19日(月)午後、九州北部(山口県を含む)で「春一番」が吹いたと発表した。昨年と同日だった。

 日本海に低気圧があって東へ進んでいる。このため、九州北部は南よりの風が強まり、気温が高くなっている。
 
【19日(月)の最大瞬間風速・最高気温(15時まで)】
 福岡市中央区 南東14.4メートル(01:04)・19.5℃
 下関市竹崎 東南東12.7メートル(09:50)・15.9℃
 佐賀市駅前中央 南南東11.9メートル(10:58)・20.5℃
 長崎市南山手町 南南西20.3メートル(12:17)・19.5℃
 大分市長浜 南16.1メートル(06:10)・19.6℃
 熊本市中央区京町 南西8.6メートル(13:47)・19.6℃

春一番について

 春一番は、立春から春分の間に低気圧が日本海を進み、暖かな南風が強く吹き、前日より気温が上昇した最初の日に発表される。気象庁では、九州から関東にかけて春一番の発表をするが、基準を満たさず発表されない年もある。なお、九州北部における「春一番」は下記事項を基本として総合的に判断して発表される。

1、立春から春分までの間
2、南よりの風、最大風速およそ7メートル以上
3、気温は前日より上がる

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