春節連休、中国のサービス消費に盛り上がり

春節連休、中国のサービス消費に盛り上がり

12日、黒竜江省ハルビン市の百年の歴史ある通り「中央大街」を散策する観光客。(ハルビン=新華社記者/王建威)

 【新華社北京2月19日】中国国家税務総局が18日に発表した増値税(付加価値税)インボイスデータによると、春節(旧正月)連休期間(2月10~17日)のサービス消費関連産業の1日当たり売上高は前年同時期比52.3%増となり、観光、宿泊、飲食サービスの消費は急成長し、文化・スポーツサービスの消費が盛り上がった。

 観光サービスの消費が大幅に増加した。連休期間は旺盛な観光市場にけん引され、旅行会社や関連サービスの1日当たり売上高は2.2倍となり、観光サービスは70.0%、レジャー観光サービスは40.0%それぞれ増加した。

 宿泊・飲食サービスの消費が比較的高い伸びを維持した。連休期間の旺盛な帰省、旅行需要にけん引され、宿泊サービスの1日当たり売上高は25.4%、飲食サービスは31.5%それぞれ増加した。

 文化・スポーツサービスの消費も盛り上がった。文化芸術サービスの1日当たり売上高は86.7%増となり、うち芸術・公演サービスは2.1倍だった。スポーツサービスは43.2%増となり、うちスポーツ・フィットネスサービスは45.8%、スポーツ施設サービスは31.2%それぞれ増加した。

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