低迷岸田内閣 3全国紙で「支持率最低」、党支持率も道連れ 盛山文科相の不信任決議案提出に防戦一方

岸田文雄首相(資料写真)

 岸田文雄首相は18日から19日にかけて、朝日、毎日、読売の三大全国紙から「自民政権復帰以来、最低の内閣支持率」とそろって報じられた。この日、立憲民主党は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が問題視される盛山正仁文部科学相の不信任決議案を提出。政府・与党は2024年度予算案の年度内成立も見通せず、防戦一方の様相だ。

 各紙の報道によると、内閣支持率は朝日21%(前回比2ポイント下落)、毎日14%(同7ポイント下落)で、自民が政権復帰した12年12月以降でともに過去最低を更新。読売も24%で最低水準の横ばいだった。自民の政党支持率も同レベルで足並みをそろえて低迷中。また、毎日の内閣不支持率は82%となり、調査を始めた1947年7月以来初めて8割を超えた。

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