九州南部・奄美に「春一番 」吹く 昨年より9日早く 気象台発表

木から落ちたツバキの花が広がる緑地。朝から強い風が吹いている=19日午前10時半、鹿児島市与次郎1丁目

 鹿児島地方気象台は19日、九州南部と奄美地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より9日早い。

 鹿児島市与次郎では、街路に咲くツバキが朝からの強い風で木から花が落ちていた。

 「春一番」は立春から春分の間に吹く、最大風速8メートル以上の暖かい南風で、観測されない年もある。

九州南部に「春一番」が吹いた19日、激しいレースを展開する県下一周駅伝の選手=薩摩川内市東郷町南瀬

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